キャンバをもっと使いこなす!おすすめ最新アプリ5選

2024.10.18

はじめに

キャンバ(Canva)は、グラフィックデザインを簡単に作成できるオンラインツールです。ビジュアルコンテンツが求められる現代において、ブログのバナー、SNS投稿、プレゼン資料など、さまざまな目的で使用されています。特にデザインの知識がなくても直感的に使えるインターフェースが評価され、多くの個人や企業に利用されています。

さらに、キャンバは単なるデザインツールにとどまらず、アプリの追加機能を活用することで、デザインの幅や効率を大きく向上させることができます。本記事では、キャンバの基本的な情報を整理しつつ、より効果的に使いこなすための最新アプリについてご紹介します。

1. キャンバの基本情報

キャンバの魅力を理解するためには、まずその基本情報を押さえる必要があります。キャンバは、初心者からプロのデザイナーまで、誰もが使いやすいツールを目指して設計されており、数多くのテンプレートやリソースが用意されています。

1.1 キャンバとは

キャンバは、オーストラリア発のオンライングラフィックデザインツールです。2013年にサービスが開始され、現在では世界中で1億人以上のユーザーに利用されています。このプラットフォームは、無料版でも十分に活用できる一方で、さらに高機能な有料版(Canva Pro)も提供されています。

キャンバの最大の強みは、その使いやすさと多機能性です。ドラッグ&ドロップのシンプルな操作でデザインが作成でき、初心者でも簡単にプロフェッショナルな仕上がりを実現できます。また、クラウドベースのツールであるため、インターネット環境さえあれば、どこでもデザイン作業が可能です。

キャンバの有料版である「Canva Pro」では、追加の機能やリソースが利用可能です。これには、デザインの保存形式の多様化、さらなるテンプレートやフォントのアクセス、チームコラボレーション機能が含まれます。価格は月額1,180円、年額11,800円で利用でき、30日間の無料トライアルも提供されています。

1.2 キャンバの機能

キャンバの基本機能は、誰でも簡単にデザインを作成できるように設計されています。テンプレートを選んで、文字や画像をドラッグ&ドロップするだけで、すぐに美しいデザインが完成します。主な機能としては、以下のようなものがあります。

  1. 豊富なテンプレート

    キャンバの有料版では、45万以上のテンプレートが用意されています。プレゼンテーション、SNS投稿、名刺、ポスター、インフォグラフィックなど、さまざまな用途に対応したテンプレートが選べます。

  2. 画像とフォントのライブラリ

    キャンバは無料で利用できる画像ライブラリやフォントのほか、有料プランではさらに多くのリソースにアクセスできます。これにより、デザインの自由度が大幅に広がります。

  3. ドラッグ&ドロップ操作

    デザインの要素を簡単に配置できるため、専門的なソフトウェアにありがちな複雑さを感じさせません。ユーザーは、文字や画像、図形、アイコンなどを直感的に扱えます。

  4. カスタマイズ機能

    テンプレートやデザイン要素を自由にカスタマイズできます。色やフォント、サイズ、位置を変えるだけで、自分だけのオリジナルデザインが簡単に作成可能です。

  5. アプリ機能

    Canvaには、さまざまな追加アプリがあります。これにより、デザインの幅がさらに広がります。たとえば、PixabayやPexelsといった無料の画像素材アプリを使うことで、デザインにすぐに高品質な画像を追加することが可能です。

キャンバのもう一つの特徴は、そのインターフェースの親しみやすさです。特に、スマホアプリ版では、スマートフォンやタブレットでの操作が簡単で、デザイン作業がいつでもどこでも行えるようになっています。

2. おすすめアプリ5選

キャンバには、デザイン作業をより便利にするさまざまなアプリが用意されています。ここでは、特におすすめの5つのアプリを紹介し、それぞれの特徴と使い方について詳しく説明します。

2.1 Pixabay

2.1.1 Pixabayの特徴

Pixabayは、無料で高品質な画像素材を提供するサイトで、キャンバ内で直接利用できるアプリです。このプラットフォームでは、著作権フリーの画像や動画、イラスト、ベクター画像など、クリエイティブに役立つ素材が豊富に揃っています。Pixabayは、多種多様な素材を無料で提供しており、クリエイティブなプロジェクトでの使用が可能です。

特にキャンバユーザーにとって便利なのは、Pixabayの素材をキャンバ内で直接検索し、そのままデザインに組み込める点です。また、全ての素材が商用利用可能で、特定のクレジット表示が必要ないため、安心して使えます。キャンバProユーザーだけでなく、無料ユーザーも多数の画像を自由に利用できる点も大きな魅力です。

2.1.2 使い方

Pixabayを利用するには、まずキャンバの「アプリ」セクションからPixabayを選択します。次に、検索窓にキーワードを入力して目的の画像を探します。気に入った画像をクリックしてデザインに追加するだけで、即座に素材を利用できます。

また、キャンバ内で直接検索できるため、外部サイトを訪問する手間が省け、デザイン作業が効率化されます。お気に入りの画像は「お気に入り」機能を使って保存することも可能です。

2.2 Pexels

2.2.1 Pexelsの特徴

Pexelsは、無料で高品質な写真素材を提供するもう一つの人気プラットフォームで、キャンバ内で利用可能です。Pixabayと同様に、豊富な商用利用可能な写真が揃っており、キャンバユーザーにとっては非常に便利なアプリです。特に、日本語対応の検索機能が強力で、日本語でキーワードを入力しても簡単に目的の画像を探し出すことができます。

Pexelsの写真は、色鮮やかで美しく、特にSNS投稿やウェブサイトのバナーなどに使うと非常に映えます。個人のプロジェクトからビジネスのプレゼンまで、さまざまな場面で役立つ素材を簡単に見つけられるのが魅力です。

2.2.2 使い方

Pexelsの使い方も非常にシンプルです。キャンバの「アプリ」セクションからPexelsを選び、検索窓にキーワードを入力するだけで、膨大な数の画像が表示されます。Pixabayと同様に、気に入った画像を選んでデザインにドラッグ&ドロップするだけで簡単に使用できます。

また、Pexelsではお気に入り機能も使えるため、後で使いたい画像を保存しておくことも可能です。無料で多くの写真を使えるため、デザインに多様な選択肢が増えます。

2.3 振り仮名アプリ

2.3.1 振り仮名の機能

振り仮名アプリは、文章中の漢字に自動的に振り仮名を追加する機能を提供します。このアプリは特に、子ども向けの資料や漢字が難しい読者向けのコンテンツを作成する際に便利です。キャンバ内で使用することで、デザイン作業中でも素早く振り仮名を追加でき、文章の読みやすさが向上します。

このアプリは無料で利用でき、さらに日本語の縦書きデザインにも対応しているため、幅広い用途で使うことができます。特に教育向け資料や幼児教育用のデザインを作成する際に、振り仮名機能は非常に役立ちます。

2.3.2 使い方

振り仮名アプリを使うには、まず振り仮名を付けたい文章をキャンバ内で選択します。その後、アプリを起動し、自動的に振り仮名が追加されます。振り仮名の大きさや位置は、後から調整可能で、文章に合わせて柔軟にカスタマイズできます。

特に、文字数が多い場合や複雑な漢字が含まれる場合でも、迅速に振り仮名を振ることができるので、作業効率が向上します。

2.4 絵文字アプリ

2.4.1 絵文字の追加機能

絵文字アプリは、キャンバのデザインに簡単に絵文字を追加できる機能を提供します。絵文字は、SNS投稿やライトなデザインで使用することが多く、デザインに遊び心を加えたり、視覚的なインパクトを強めるために非常に便利です。

キャンバ内でのデザイン作成時に、特定の感情や状況を簡単に伝えることができるため、特にSNS向けのコンテンツやポスターに絵文字を使うと、見た目が華やかになり、ユーザーとのコミュニケーションがより効果的になります。

2.4.2 使い方

絵文字アプリを利用するには、キャンバの「アプリ」セクションから絵文字アプリを選択します。検索窓に欲しい絵文字のキーワードを入力すると、該当する絵文字が表示されます。そこから選んでデザインにドラッグするだけで、簡単に絵文字を追加できます。

絵文字を使うことで、デザインのアクセントが付き、見る人の注意を引きやすくなります。また、絵文字の色や大きさを調整することもでき、自由にカスタマイズが可能です。

2.5 タイプカットアウト

2.5.1 文字の背景を写真にする機能

タイプカットアウトアプリは、文字の背景に画像を設定する独特のデザイン機能を提供します。この機能を使うことで、文字そのものが画像の一部になるため、クリエイティブで目を引くデザインを簡単に作成できます。特に、イベントのタイトルやポスターに使うと効果的で、視覚的なインパクトが非常に強いです。

また、このアプリは日本語フォントにも対応しているため、英語以外のデザインにも活用でき、幅広い用途に使えます。

2.5.2 使い方

タイプカットアウトを使うには、キャンバのテキストツールでメインとなる文字を入力します。その後、アプリを使って文字の背景に使用する画像を選びます。背景画像は自由に調整でき、サイズや角度を変更して、文字と画像のバランスをカスタマイズ可能です。

この機能は、グラデーション文字や立体的なテキストを作成する際にも利用でき、非常にユニークなデザインを作成するのに役立ちます。

まとめ

キャンバは、デザイン初心者からプロまで幅広く利用されているグラフィックデザインツールです。本記事で紹介した5つの最新アプリを活用することで、あなたのデザイン作業がさらに効率的かつクリエイティブになります。

Pixabayとペクセルスで高品質な画像素材を簡単に入手し、振り仮名アプリで読みやすさを向上させ、絵文字アプリでデザインに遊び心を加え、タイプカットアウトで印象的な文字デザインを作成できます。これらのアプリを組み合わせることで、キャンバの可能性が大きく広がります。

ぜひこれらの新しいアプリを試してみてください。あなたのデザインワークがより魅力的で効果的なものになることでしょう。キャンバの進化とともに、あなたのクリエイティビティも進化させていきましょう。